Bokoya & Gianni Brezzo – Minari

実験的ヒップホップ／ジャズ・カルテットのBokoyaが、ケルンを拠点に活動するプロデューサー／ギタリストのGianni Brezzo（Jakarta Records）とコラボ・アルバム「Minari」をMelting Pot Musicからリリースする。

Bokoyaは自分たちのことを、即興のビート・ミュージックを演奏する4つの頭を持つ人間ドラム・マシーンだと説明する。彼らの2枚組アルバム「Hausensession」（Melting Pot Music、2022年）を参考にされたい。

Gianni Brezzoの音楽へのアクセスはもう少し簡単だが、レフトフィールドに劣るわけではない。アルバム「Tutto Grosso」（Jakarta, 2022）でBrezzoは、Matthew Halsall、Surprise Chef、El Michels Affair、BADBADNOTGOODに似た音の波に乗っている。

レコーディング・セッションはケルンのGottesweg Studiosで行われ、BokoyaとGianni Brezzoはいくつかの基本的なスケッチとビートをもとに3日3晩ジャムった。セッションは、BokoyaとBrezzoによって編集、アレンジされたが、オーバーダブは加えられていない。

Minariとは？
ミナリは別名「セリ」とも呼ばれ、韓国料理に広く使われる香菜である。やや苦みがあり、コショウのような風味で知られている。キムチや魚のピリ辛スープ、シチューに入れたり、豚バラ肉と合わせたりする。