Black Devil Disco Club – Etincelles EP

伝説的なパリのディスコ・パイオニアでありプロデューサーであるBlack Devil Disco Clubが復活し、2023年12月1日にイギリスのインディペンデント・インプリントLo Recordingsからニュー・アルバムをリリースすることを発表しました。

英語で「火花」と訳される「Etincelles」は、2020年の「Lucifer Is A Flower」に続く作品で、デジタル配信され、受賞歴のあるNon Formatチームがデザインしたレーザーカットの三角形がついたスクリーンプリントのスリーブに包まれた限定カラーヴァイナルでリリースされる予定。エレクトロニック・サウンドとビートが織り成す、まさにフューチャー・パーフェクトで感染力のあるこのニュー・アルバムには、サルバドール・ダリにインスパイアされたリード・シングル「L Mer Sur L’enfer」を含む6曲の新曲が収録され、リリース予定。

“この6曲の新曲は、フランス語を学ぶ学生が理解できるような簡単なフランス語で書きました。常に空想的なダンスや音楽的なファンタジーを意図しています” – Bernard Fevre

音楽そのものと同じくらい深く奇妙な物語を持つBlack Devilは、壮大な’Strange World Of Bernard Fevre’を含むバック・カタログで高い人気を誇るフランスの電子ライブラリ音楽作曲家、Bernard Fevreの分身です。

パリで育ち、パリで仕事をしていた彼は、この街のクラブとリズムに触発され、エレクトロニック・キーボード、ヴォコーダー、ループ・ドラムという小さな武器だけで有名なデビュー・アルバム「Black Devil disco Club」を制作。史上最も謎めいたエレクトロニック・ミュージックの傑作のひとつであるこのレコードは、時代を先取りしていたため、78年にリリースされた時点では1977年に制作されたとは誰も信じられなかったほど。2004年にRephlexレーベルから再発売された際、多くの人がこのレコードはデマで、Aphex TwinかLuke Vibertが作った音楽だと思いましたが、2006年にLo Recordingsからアルバム「28 After」が発売され、ようやく真実が明らかになりました。