BKO – Djine Bora

ARTIST : BKO
TITLE : Djine Bora
LABEL : Les Disques Bongo
RELEASE : 7/15/2022
GENRE : rock, world
LOCATION : Bamako, Mali

TRACKLISTING :
1.Toumaro
2.Ntiaro
3.Sadiona
4.Maya
5.Bamako
6. Kagni
7.Tounga
8.Ngon
9.Sambale
10.Kekereke

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現在の政治的、環境的な混乱に呼応して、マリの有名な五人組はDjine Bora(精霊の出現)でジンの魔法の精神に訴えます。マンディンゴ音楽とのユニークな実験と彼らの並外れた歴史の結晶である抵抗の音楽によって具現化された、爆発的で神秘的なサード・アルバム。

B.K.O.の3文字は、バマコ空港のコードである。2012年からリハーサルを行っているのは、このマリの首都である。マリが非常事態宣言をしたその年に、このミュージシャンたちが3枚のアルバムと25カ国450回以上のコンサートを担当することになるとは、誰も想像していなかっただろう。BKOは、戦い、失敗せず、団結し、他の誰にも似ていない。

このアルバムで彼らは、伝統にロック、ポリフォニー、ディストーション、シュールブレイクが加わった擦れた音楽を聴かせてくれる。彼らは、マリで初めて正反対の2つの伝統を結婚させることによって、祖先の霊性を呼び起こす。

グリオのマムトゥ・ディアバテのギター「ジェリ・ンゴニ」と、バンバラの狩猟民族であるアダマ・クーリバリの6弦リュート「ドンソ・ンゴニ」をエレクトリックに組み合わせたものだ。これらの比類なきサウンドを支えるのは、BKOの創設者であるパーカッショニストのイブラヒマ・サールと、パーカッション(カラバッシュ、ダン、シンバル)を装備したドラムを持つアイメリック・クロールに代表されるリズムセクションである。しかし、何よりも、この催眠術のようなサウンドと直感的で熱っぽいリズムは、彼らのカリスマ的シンガー、ファサラ・サッコの存在なしにはありえない。彼の嗄れた声は、バマコの人々の主張(サディオナの乳児死亡率、トゥンガの移民、コリの貧困)と同様に、多宗教の歌を燃え立たせ、蘇らせるものである。ツアー中に視力を失ったものの、そのエネルギーと信念は他の追随を許さない。ジンが関係しているのか、ミュージシャンひとりひとりに化身しているのか。

‘Djine Bora’ の10曲の中で、BKOはバマコのようにパワフルでハイブリッドな宇宙の中で伝統を推し進めている。この妖艶な雰囲気の中で、パチパチと音を立てるコンクリートと儀式が出会う。トランス、謎めいたメロディー(NtiaroのPeulhの祈り)、統一されたメッセージ(Maya、Bamako、Toumaro)を帯びた、グループにとって最も完成度の高いアルバムのひとつをリリースしたのである。