A Taut Line – Never Any Gain

ARTIST :
TITLE : Never Any Gain
LABEL :
RELEASE : 9/8/2023
GENRE : , ,
LOCATION : Tokyo, Japan

TRACKLISTING :
1.Colour Science (feat. Chocola B)
2.Never Any Gain
3.Silver Lake
4.Neutral Buoyancy
5.Carmine
6.The Limits and the Lows
7.The Following Contained (feat. Chocola B)
8.Kelsey Kerridge
9.Cameraphone
10.Chakka (feat. Chocola B)

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東京を拠点に活動するアーティスト、クリエイティブ・ディレクター、そしての共同設立者であるマット・ラインが、名義で昨年リリースし、高い評価を得たフルアルバム『Loss』に続く5枚目のアルバム『Never Any Gain』。

当初はLossの陰と陽として構想され、その後独自の創造的な道を切り開いたNever Any Gainは、前作と多くの二元論を共有しています。ゲスト・ヴォーカリストとして笹野祥子が復帰。作家のトーマス・ケンドールが再び作詞の才能を発揮し、タイトル曲のスポークン・ワードの歌詞を執筆。

このアルバムのテーマは、過去10年間の恐るべき技術の進歩の中で、人道的な進歩の欠如が個人的な精神的停滞となって現れていること。

しかし、スタイル的には、LP全体を通して刷新と再発明の強い感覚があります。Loss』のところどころにほのめかされているように、Lyneの生まれ故郷であるブリストルの音楽的伝統がしっかりと表現されている一方で、A Taut Lineのトレードマークである見当識障害に陥った第四世界のサウンドからは、新しい種類の魂の探求が聴き取れる。ダブ・テクノ、ディープ・ハウス、エレクトロ、トリップ・ホップ、ポスト・パンク、ラウンジ、ガラージといった要素が10曲の中でユニークに並置され、オープニングを飾る『Colour Science』では、日本の環境音楽アンビエント、90年代のブリティッシュ・エレクトロニカ、80年代の4ADが融合。

過去10年間のアルバムとその影響を振り返りつつ、新たな方向へのシフトを示す、おそらくこれまでで最も完成度が高く、親しみやすいア・トート・ラインの作品。