YOBS – “Cyanide”

リバプールの不良バンドYOBSが、5月3日発売予定のセルフタイトル・デビューアルバムから、煽情的な2分間のリッパー曲「Cyanide」を本日リリース。

YOBSは、ハードエッジでプリミティヴなガレージ・パンクのサルヴォーを得意とし、その攻撃的な激しさで疾走。スピーカーと同じように骨もガタガタになるような、擦り傷だらけのロックンロール。YOBSのLPは、スカスカの快楽主義に根ざしている一方で(適切なタイトルのリード・シングル’Wasted’を参照)、アラン・チューリングの悲劇的な物語にインスパイアされた苛烈なノイズ・ロッカー’Cyanide’のように、より深刻な主題からも逃げません。フロントマンのジョーイ・アックランドは、この曲についてこう語っています:

「Cyanideはアリ(ベーシストのアレックス・スミス)が曲を書き、僕が歌詞を書いた曲。歌詞に関しては、科学者アラン・チューリングの記事を読んだばかりでした。知らない人のために説明すると、チューリングは科学者であり数学者であり、AIの生みの親として知られています。当時は違法で、彼は性欲を抑えるために裁判所から化学的去勢注射を受けるよう命じられました。彼は結局、青酸カリで服毒自殺しました。この曲は、彼につきまとい、普通の生活を送ることを止めさせた怒れる暴徒の一人という角度から。音にこだわった、テンポの速いロックンロール・チューンです!」

Posted on 03/13/2024