Vicky Farewellのセカンド・アルバム『Give A Damn』は、LAを拠点に活動するこのアーティストを、ハニーなヴォーカルに彩られたオルタナR&Bスロー・ジャムと官能的なシンセ・ファンクの立役者として紹介した作品。その最新シングル「Push It」は、彼女の作品の中でも最もシュガーコーティングされたもののひとつ。ミニマルな催眠インストゥルメンタルが、昔の恋愛を回想するVicky Farewellのクーイング・ヴォーカルの土台を作る。
「この曲では、『ジョパディ！』のテーマ・ソングを私流にひねったバージョンを目指していたの」。歌詞については、彼女はこう続けています： 「停滞することへのフラストレーションを表現したかったの。時には、みんなを一緒に連れて行くことができないという悲痛な現実に直面することもあります。ポール・サイモンの『Still Crazy After All These Years』という曲をいつも思い出すの。この特別な曲をどの視点から見るかにもよりますが、”Push It “はそれを私が翻案したものです」
この曲と共に、Farewellはアルバムのジャケットにある西海岸の雰囲気をアニメーション化したミュージックビデオを公開しています。また、Give a DamnはMac’s Record Labelより5月10日にリリース予定。
