Strange Ranger – “Rain So Hard”

Strange Rangerが本日リリースした “Rain So Hard” は、昨年リリースされた ‘No Light In Heaven’ ミックステープのボーナストラック “Raver Explanation” を収録したエクスパンデッド・エディションに続く作品です。この新曲は、Strange Rangerの今年最初の作品とされており、もしかしたらニューアルバムが出るかもしれません。

“Rain So Hard” は、バンドメンバーのIsaac EigerとFiona Woodmanが活動を休止している間に書かれた曲です。元インディー・ロックの彼らが、近年力を入れているシューゲイザー的なエレクトロニック・ポップの領域を探求し続けていることがわかります。アイガーは、あるクライマックスで「あなたが文化について書いていると聞いたわ」と歌う。”それはどういう意味?なんでもありなの?” ディレクターのBen Turokが手がけたミュージックビデオでは、アイガーがクローズアップされ、ビジュアルフィルターを通して感情を表現しています。

アイガーはこの言葉に共感した。

「映画『スラッカー』の終盤で、この老人がテープレコーダーに自分の考えを録音しながら彷徨うシーンがあります。この老人がテープレコーダーに自分の考えを録音しながら歩き回るシーンがあるのですが、そのシーンでは、喪失感や何かを理解することの不可能さについて、ただひたすら語っています。この曲を書いた頃に『スラッカー』を見たかどうかはわからないけど、この曲のことを考えると、いつもこの男が頭に浮かぶんだ」。

Posted on 03/07/2023