一時期ブログロックで話題になった Candy Clawsのメンバーを中心とした脳内ドリーム・ポップ・プロジェクト Sound Of Ceresは、2016年の ‘Nostalgia For Infinity’ と2017年の ‘The Twin’ という2枚のアルバムを既に発表しています。本日発表された3作目は、パフォーマンス・アーティストの Marina Abramović(マリーナ・アブラモヴィッチ)のナレーションを全編に配した、宇宙の歴史についてのオデッセイとなる野心的なサウンドの ‘Emerald Sea‘。アブラモヴィッチは、
「私は、2017年にコンサートで彼らを見たことがきっかけで、彼らのファンになりました。私がSound of Ceresに惹かれるのは、音楽がとても銀河的だと感じるから、つまり宇宙のごく一部から来たものだからです」と、彼女は述べています。
リード・シングル”Arm of Golden Flame” には、天空の映像が添付されている。「モーニングスターであるヴィーナス・カエレスティスは、無邪気さと可能性を体現し、ヴィーナス・フィジカとして生まれ変わるために波の下を旅しています。マリーナ・アブラモヴィッチが声を担当する宇宙は、彼らが変容していくこの自分の一部を見ながら、見えないところでついてくる」とバンドは楽曲に関する声明で述べています。「バンドの芸術のすべての側面(音楽、視覚、デザイン)が内側から来ることが非常に重要であり、そのためバンドメンバーのジェイコブ・グラハムがこのデビュービデオを監督し、セットデザイン、小道具はバンドメンバー4人全員が手作りした」