Soaked Oats – “The Way It Works”

自他共に認めるスラッジ・ポップ・コンボ、Soaked Oatsが、デビュー・アルバム ‘Working Title‘ のリリースが、リード・シングル “The Way It Works” と共に本日発表された。Oscar Mein (guitar, vocals), Conor Feehly (drums), Max Holmes (bass) and Henry Francis (guitar) の4人による3年ぶりの公式新曲で、Soaked Oatsは待望の傑作を制作中のスタジオ映像に重ね、このさりげないグルーブ感のある曲をモザイク状の映像でファンに提供してくれている。

南島の町オクル、ハーストでレコーディングされ、3曲目の “Divide Symbol” にはChurch & APのラッパー、Tāmaki Makaurau Churchが参加しており、Anita Clark (Motte), Reuben Derrick, Tom Healyと共に、アルバムのプロデュースを担当している。9月上旬にブリスベンで開催されるBig Soundショーケースに出演するSoaked Oatsの “The Way It Works” のビデオをご覧ください。

「ある夢がこの曲とアルバム全体の制作を始めるきっかけになったんだ。その夢は、暗闇から巨大な腕が伸びてきて私を迎え、私がそれを振ろうとするたびに、私の手はぐったりして滑り落ち、あるいは指を掴んでしがみつくという、とても恐ろしいものだった。必死に握手しようとすればするほど、この焦りと失望が向こうの誰からか、何からか膨らんでくるのを感じたのです。

ハーストにいた1カ月間、何度か録音を試みた。その都度、会場の空気がぎくしゃくし、話題にするのがタブーになるくらい休憩をとることになった。そしてついに、レコードの骨子を録音した最後の夜、私たちは何が起こるか確かめるために、少し手を放すことにしたのです。私たちが誤って追い払ってしまった子供のように、曲は慎重に部屋に戻り、パーツが作られ始め、手が伸びてきて、私たちはそれを受け取りました。そして、これがその方法なんだ…」 – Oscar Mein

Posted on 08/23/2022