コミット・ニューロマンティックなChoir Boyが2016年にデビューアルバムをリリースする前、グループのベーシストであるChaz Costelloは、同様にニューウェーブなSculpture Clubをすでに設立していた。しかし、前者のグループがシンセポップをメランコリックに表現する代わりに、後者のプロジェクトは常にポスト・パンクやゴシック・ロック・シーンのアップビートな要素を強調し、最初の2枚のアルバムは、Choir Boyが同時に発表したJoy Divisionに対するNew Orderのような役割を果たしていた。
セルフタイトルの3枚目のレコードを目前に控えた今日、Sculpture Clubは新曲 「Never Have I Ever 」を携えて戻ってきた。 「物事がいかに無意味であるかを受け入れることに喜びを見出すことができる」とCostelloは語り、息の長いヴォーカルとThe Cureを髣髴とさせるギターが組み合わさったこの曲を紹介する。「”何も重要ではない” という考えは、あなたを道へと導く。絶望は私たちの多くにとって最初の目的地だが、進み続ければ不条理に行き着く。振り返れば、物事がいかに愚かで、まったく馬鹿げているかに気づくことができる。私たちの多くがそうであるように、私もこの2つの間を行ったり来たりしている。でも、この曲は後者を表現したもので、私がそこに見出した力なんだ」。
この曲のビデオは、バンドのライブ映像と、極端なファンダムを垣間見る映像の間を行き来しながら、最近SLCからダラスに移転したことを暗示している。『Sculpture Club』6月14日には、Born Losers Recordsからリリースされる。