Particle Kid – “Along the Timey Road”

Particle Kidこと Micah Nelsonがリリースするダブル・アルバム ‘TIME CAPSULE‘ から、新作ビデオ “Along the Timey Road” を公開しました。

アルバム全体では、90年代のオルタナ、60年代のサイケ、70年代のエレクトリック・ジャズなど、様々なジャンル、アイデア、サウンドがミックスされ、Particle Kidのボーカルと歌詞によって、切り刻まれて再び接着されたような作品に仕上がっています。

このビデオは、Particle Kid自身が撮影し、フォトショップで1フレームずつ編集してアニメーションの効果を作り出したものです。

ロトスコーピングは、ニール・ヤングと一緒に制作した映画『TRANS: The Animated Story』の一部を制作する際に試したアニメーション技法です。「それまでやったことがなく、自分が何をしているのかほとんどわからなかったので、ハッピーアクシデントがたくさんあり、それが新しいテクニックやクリエイティブなアイデアの発見につながりました。でも、今の自分からすると、時間や手間を省くためにやってはいけないと思うような選択もありますね。でも、最終的に出来上がったものは、失敗も含めてとても気に入っているよ」

Particle Kidは、新曲とその背後にあるテーマについて、さらに詳しく話している。

「未来の自分に手紙を書いて、それをタイムカプセルの中に入れて、何年か後に振り返って、自分がどれだけ成長したか、そして多分何を失って、それを取り戻さなければならないかに気づくというアイデアは、いつも好きなんだ。この曲はそれをちょっとひねったもので、未来の自分から現在の自分への手紙/送信という発想で、謙虚であれというメッセージが何らかの形で受け取られることを期待しています」

「この曲は、地球外生命体とコンタクトを取り、人類を代表するために宇宙の深淵に情報を送るボイジャーの黄金記録を思い起こさせます。そのためには、歌よりも良い方法があるはずだ」

Posted on 02/23/2022