昨年の ‘Hyaline’ に続く2ndアルバム ‘Spike Field‘ のリリースを控えたマリアBC。これまで “Amber”、”Watcher”、”Still” を発表してきた彼らが、最終シングル「Lacuna」を発表。
マリアは、この曲でフル・インストゥルメンタルを選んだ理由を説明しています。
「私は一般的に言って、言葉に苦労しています。歌詞は私にとって難しい。インストゥルメンタルにしようと思って曲を作り始めても、よくわからないまま不完全な感じになってしまうことが多くて、その時は言葉をつけて肉付けします。でも、このインストゥルメンタルは、結局、自己完結しているというか、どんなに面白い歌詞をつけたとしても、それが薄れてしまうような感じがしました。ゲイトのあるボーカル、不可解なテクスチャーの音……。だからこのタイトル」
ビデオについてカンはこう付け加えています:
「音楽の中にある不気味なノスタルジーにとても惹かれました。古いミニDVテープ・ビデオカメラを持ち出して、『Lacuna』のために不穏で夢のような映像を作るのは楽しいことでした。マリアBC]とのコラボレーションは、魂を広げてくれます」