Joseph Shabason – “Jamie Thomas”

サックス奏者、作曲家、Fresh Pepperの片割れ、そして時にはDestroyerのライブ・メンバーでもあるJoseph Shabasonが、10月20日にWestern Vinyl / Telephone Explosionからリリースされるニュー・アルバム ‘Welcome to Hell‘ を発表した。このアルバムは、1996年に発売されたToy Machineの同名スケートVHSにインスパイアされて制作された。このテープは10代のシャバソンに大きな衝撃を与えた。彼はスケートボードをジャズにたとえており、このアルバムはそのすべてを彼が再採譜したものだ。

「14歳だった僕は、このビデオに度肝を抜かれた。スケーティングは今まで見たどんなものよりも大きく、アグレッシブだった。チーム全員が、ありえないほどクールでパンクに見えた。靴を履かずにレールを滑るJamie Thomasから、Ed Templetonのグラフィック、コラージュ、全体的な芸術的ビジョン、Jefferson AirplaneからIron Maidenまで幅広い折衷的なサウンドトラックまで、『Welcome To Hell』はオンタリオ州ボルトン出身のティーンエイジャーにとってクールの頂点のように感じられた」

このアルバムへのアプローチについて、ジョセフはこう語っている。「何百回と見てきたスケートボーダーそれぞれのパートを、新しい音楽に乗せたかったんだ。それぞれのスケーターの個人的なスタイルの雰囲気にマッチした曲を作りたかったし、彼らのスケートボードが僕にどう感じさせてくれたかも伝えたかった」

「ファースト・シングルは、Jamie Thomasのパート用に書き下ろした曲だ。ジェイミーほどストリート・スケートの境界線を押し広げてきた人はほとんどいないし、『Welcome to Hell』での彼のパートは、僕にとって彼との出会いだった。彼のスタイルはとても速くてアグレッシブだけど、楽で怖いもの知らずな感じもする。当時、誰もこんな風にギャップやレールを滑っていなかったし、特にこのパートはゲームを変えた気がする」

Welcome to Hellのオリジナル・ビデオのフッテージを使用したビデオをご覧ください。

Posted on 08/22/2023