ロサンゼルスを拠点に活動するミュージシャン、Kayla Cohen率いるフォーク・プロジェクト、Itascaのニュースを聞くのは少し久しぶり。彼女の最新アルバム『Spring』は2019年末にリリース。今日、Itascaはそれ以来初の新作フルアルバム『Imitation Of War』を発表。本日、彼女はリード・シングルとしてそのタイトル曲を披露。
「この曲は元々映画『My Night At Maud’s』にインスパイアされたものですが、それ以上のものになりました。映画の中盤にある、主役の2人が宗教や自己について語り合いながらも、お互いの周りで会話しながら踊っている長い対話のシーンです」とコーエンは語り、こう続けた：
「その数日後、友人が “戦争の模倣” という言葉を口にしたのですが、私にとっては、意図的であろうとなかろうと、敵対関係を通じて平和や戦争を模倣し、私たち全員が学んできたあり方を通じて、私たちが互いに操作する方法となりました。
そこからタイトルとコーラスのインスピレーションが生まれ、曲作りを進めるうちに、作曲やアート制作の際にミューズを追いかけ、自分自身がミューズに扮するというストーリーになりました。そして、ギターのコーラス・エフェクトを使ったパワーポップ／グラミー・ソングに近いものを書きたかったし、リフやギター・アレンジを楽しみたかったんです。ミュージックビデオは、歌詞にあるアイデアを遊びながら、このアルバムに参加したすべての人たちの姿や環境を映し出したものです」
