フランスのアーティスト、Halo Maudが3月22日にHeavenlyからセカンドアルバム『Celebrate』をリリースします。この発表は、The Chemical Brothersのニューアルバムに収録された4曲の素晴らしい曲でコラボレーションをし、第一子を出産した、多忙な1年の締めくくり。
「私にとって、音楽は言葉にできないものを含んでいます。「それぞれの音の高さ、質感、音色から、あちこちにあるランダムな断片を取り出し、音が自分の中にあるものに似てくるまで、それらをマッサージし、混ぜ合わせながら、私が見つけたいと願っているものです。すべてがうまくかみ合ったとき、言葉は音楽とともにその手がかりを広げていきます。それが曲の準備ができた時です。このアルバムを『Celebrate』と名付けたのは、制作中にたくさん踊ったから。今、私はこの曲を空中に放つことができると感じています。あなたの手や耳に飛び込んできて、あなたの心に寄り添い、いくつもの波を通してあなたの中に響くことを願っています」
『Celebrate』には今年の “Catch the Wave” が収録されており、アルバムからのニューシングルは、ディアフーフのグレッグ・ソーニエがプロデュースし、ソビエトSFの名作にインスパイアされた「バ・バ・バ・バ」のコーラスが耳に残る “Terres Infinies”（無限の大地）。「友人に勧められて、タルコフスキーの映画『ストーカー』を観たんです。その雰囲気にしばらく悩まされました。干からびて荒れ果てた風景を、振り返らずに横断して肥沃な土地を探す夢を繰り返し見るようになったんです。そして、これは実際の状況とそう遠くないことに気づいたのです。ユーモアのセンスを養う必要がありました。簡単に言えば、このヴィジョンをひっくり返せばいいのです。雲から直接水を飲み、木々から未来を読み取ることができる場所を想像しました。この曲は、アルバムに収録されている他の曲とともに、Greg Saunierと共同でプロデュースしました。彼のグループ、Deerhoofを発見したことは、私の人生で最も大きな音楽的衝撃のひとつでした。彼との仕事は夢のようでした」
