Glitterer – “Plastic”

Glittererは、Ned Russin(Title Fightのメンバーでもある)がGlittererをDCとボルチモアのシーンで活躍するミュージシャンを集めたフルバンドに変えてから初めてのニューアルバム『Rationale』を発表しました。キーボードにNicole Dao、ドラムにJonas Farah、ギターにConnor Morin。「孤独をテーマにした曲をひとりで1年間練習した後、結束力のあるバンドが唯一の道だと決心しました」とネッド。「今までも、そしてこれからも、協力的で創造的なユニットにいることが私の好みです」

最初のシングルは “Plastic” で、ドロドロしたリフ、頑丈なミッドテンポのリズム、そしてネッドの紛れもない歌唱と作曲スタイルに支えられた1分半の曲。「”Plastic” はフルバンドとして初めて書いた曲なんだ」とネッド。「この曲は2つのパートからなるんだけど、簡単にできたの。難しいのは、正しい論理的な道筋を見つけること、そして何よりも、それに同意すること。そして15分もしないうちに、私たちは曲を完全に書き上げ、準備が整いました。この曲は、ミクロとマクロの両方のスケールで、ネガティブな習慣を認識することのむなしさを論じています。私たちはいつも、自分のゴミは誰かのせいだと自分に嘘をつかなければならないように感じます(たとえそれが実際にそうだとしても)」

このアルバムのプロデュースは、頻繁にコラボレーションを行うArthur Rizkが担当。ネッドは、このアルバムで影響を受けたアーティストとして、Lilys、Unrest、Fugazi、Nation of Ulysses、Wire、Siouxsie and the Banshees、そして最近の小説『The Guest Lecture』に部分的にインスパイアされた作家兼出版社のMartin Rikerなどの文学を挙げています。

「”イデオロギー”とは、ある場面で主人公が自分自身に向かって言う、どう生きるかについて自分が作り上げたすべての思い込みであり、その思い込みの中で深く生きているため、自分の現実のどの部分が自然で必然的なもので、どの部分が人が作り上げたものなのかを思い出すのはとても難しい……」

「この引用とこの本のテーマは、私が執筆中に考えていたことと深く結びついています。些細なこと、平凡なことに喜びや、それ以上の意味や目的を見出す必要性、人間であろうとすることへの現代的な不安やフラストレーション。歌詞は、そういったアイデアにたくさん触れています」

Posted on 10/25/2023