Explosions in the Sky – “Ten Billion People”

テキサス出身のポストロック・バンド、Explosions In The Skyは、この7年間沈黙を守ってきたわけではない。2年前、バンドは公共テレビの自然ドキュメンタリー番組『Big Bend: The Wild Frontier Of Texas』のサウンドトラックを担当した。しかし、2016年に ‘The Wilderness’ を発表して以来、Explosions In The Skyのアルバムはリリースされていない。今日、Explosions in the Skyはそのアルバムに続く7枚目のスタジオLPの計画を発表した。そのタイトルは ‘End‘ 。

このタイトルは最終的な終わりを意味するかもしれないが、Explosions In The Skyはプレスリリースを通じて、’End’ が彼らのラストアルバムになるわけではないことをすぐに世界に保証した。その代わり、’End’ は死という神秘的な必然性についてのバンドの瞑想である。彼らはオープニング・トラック “Ten Billion People” を公開した。”Ten Billion People” は、クリッキー/ビープ・グルーヴで始まり、モーターリックやIDMのエコーがあり、バンドの壮大なスケールの美へと爆発する。

このアルバムについて、バンドはプレスリリースでこう語っている:

「僕らの出発点は、死や友情、人間関係の終わりといったエンディングのコンセプトだった。どの曲もストーリーから生まれたり、僕らの誰かが思いついたアイデアをみんなで膨らませて独自の世界を作ったりしているんだ。私たちの性格のせいかもしれないけれど、アルバム・タイトルは最終的にもっといろいろな解釈ができるものだとずっと感じていた。物事や時間の終わりは、停止を意味することもあれば、始まりを意味することもある」

Posted on 07/17/2023