Élégie – “Romantisme”

Lawrence Villeneuve、Alex Corriveau、Maxence Girardの3人は、’Romantisme‘ というタイトルにふさわしく、あらゆる手段を尽くしました。

ケベック出身のバンドにとって、ビッグ・レーベル(Simone Records)からの初のビッグ・アルバムとなる本作で、私たちは大きな驚きに包まれます。それは、’Nuances de pourpre’ のリリース以来、私たちのお気に入りの小さなかさぶたが年をとったということ。この冬のヌイヨルクを動かすほどのエネルギーを失うほどではないけれど、初心者が彼らの若々しさに気づかないほどには。

そう、Élégieは「チェンバー・パンク」を作っているのであり、それはまるで潤滑油なしのラテックス・カチューシャのように彼らにくっついているのです。

そしてタイトル・トラック。これは紛らわしい。よりソフトな(そしてより規則的な)ビート、豊かなアレンジ、そしてうまくコントロールされたエネルギーのおかげで、他の曲より際立っている大曲。絶対的なものを求める歌でもあります。「やりたいことをやれ、あえてやる必要はない」と歌うヴィルヌーヴ。

Posted on 10/20/2023