Dan Auerbach – “Every Chance I Get (I Want You In The Flesh)”

Dan Auerbach(ダン・アウアーバック)は多忙な男だ。彼の所属するバンド、the Black Keysは昨年アルバム『Dropout Boogie』をリリースし、もうひとつのバンド、The Arcsは今年初めにアルバム『Electrophonic Chronic』をリリースした。 しかし、ダン・アウアーバックはアルバム『Waiting On A Song』をリリースした2017年以来、ちゃんとしたソロ・シングルをリリースしていない。それが今日、変わる。

来月、ダン・アウアーバックのレーベルEasy Eye Soundは、同レーベルのナッシュビル・スタジオでレコーディングされた楽曲を集めた新しいコンピレーション『Tell Everybody!: 21st Century Juke Joint Blues』をリリースする。Tell Everybody!』には、R.L. Boyceや Jimmy “Duck” Holmesといったベテラン・ブルースマンの曲から、Nat MyersやMoonridersといった若手アーティストの曲、さらにBlack Keysの未発表曲も収録されている。

本日、アウアーバックは自身の曲 “Every Chance I Get (I Want You In The Flesh) “をリリースした。この曲は、Canned Heatの1967年版 “On The Road Again “を基にした、明るく気さくなブルース・ロックだ。この曲はキャッチーで、アウアーバッハが無理に大声を出すのではなく、やわらかく楽に滑るように歌っているのがいい。アウアーバックのアークス・コラボレーター、ロバート・”ロボショボ”・ショーバーが監督したアニメーション・ビデオは、骸骨だらけのストリップ・クラブが舞台。

Posted on 07/14/2023