スイス系カナダ人、モントリオール在住のドリーム・ポップ・アーティスト、シンガーソングライターのAlicia Claraが、’Velveteen EP‘ からの新曲 “I Let My Plant Die” と、Alix Bortoliが監督・撮影した素晴らしいビデオを発表しました。このビデオについて、アリシアは次のように語っています。「このビデオは、今年の夏、モントルー・ジャズ・フェスティバルに出演するために、私の故郷であるスイスのジュネーブで1日かけて撮影されました。例えば、車で10分ほどのところにある低い山（後ろにモンブランが見えます）や、私の両親のアパートのすぐ裏にある小さな小川で、私が国境に足を踏み入れているところです。また、私の高校で撮影した短いシーンや、植物園で撮影したシーンもあります。曲のテーマを忠実に表現したビデオにしたかったんです」
この曲についてアリシアはこう語っています。「2021年3月、パンデミック開始後1年の節目に “I Let My Plant Die” を書きました。私は以前の生活が恋しくて、思い出を作るために新しい場所に旅行したくてたまらなかったのですが、もともと好きではない人混みのような人生の「汚い」側面も恋しくなっていることに気がつきました。このタイトルは、2020年3月にモントリオール郊外の家族のもとに滞在するためにアパートを出たとき、4月には街に戻ってくると思っていたのに、うっかり枯らしてしまった3つの子株から着想を得ました。このことは、私が時間が勝手にやってくれると思って、怖い仕事や状況に取り組むことを先延ばしにしてしまう傾向と似ていることに気づきました。今思えば、この曲は、人生が起こるのを受動的に待つのをやめ、何一つ当たり前のことをしないようにと私に懇願しているのです」
