King Tuff – Black Moon Spell (Sub Pop)

家の前商店街続編。駅から家に向う途中に総菜屋らしき店が一軒ある。らしきと言ったのは、ほとんど売ってる現場を見たことが無いから。客がいないだけでなく、惣菜が並んでいないから。ただ最近分ったのだが、夕刻の時間限定で幾つかの惣菜が並ぶようだ。けれども並ぶ惣菜の数が少量先鋭、せいぜい3品ぐらい。今日は偶然、常連さんと思われるおばあちゃんが何かを買っていた現場を見ることができた。当然お店をやってるのもおばあちゃん。お互いそこでお金のやり取りがあることは、ほとんど意味が無いのであろう。そう、これこそお金では買えないものプライスレス。自分もいつかこの領域に達することが目標だ。 このレコードはお金を出さねば聴けないが、この音楽は結構おばあちゃん達の領域。アクセスが良いっていうか、嫌味が無い。細かいところ突いてるようで、そうでもない。音楽の中身が何か?であるのがあんまり重要でなくて、ザックリ言えばノリだけ。だけって言うと怒られそうだけど、この兄さんも細かい取引は苦手そうだ。今後もずっと常連さんに愛されそう。