ARTIST : Weval
TITLE : Changed for the Better EP
LABEL : Technicolour Records
RELEASE : 11/12/2021
GENRE : techno, electronica, altpop
LOCATION : Amsterdam, Netherlands
TRACKLISTING :
1.Changed for the Better
2.Fire
3.Should Be Fine
4.Letter
オランダで高い評価を得ている Weval（Harm Coolen と Merijn Scholte Albers）が、Ninja Tuneの TechnicolourレーベルにEP ‘Changed For The Better’ を発表しました。このデュオはアムステルダム出身で、エネルギッシュなエレクトロニック・ファンクとエモーショナルなシンセサイザーのアレンジに、大胆で美しく構成されたメロディーとソングライティングをバランスよく組み合わせたユニークなサウンドを育ててきました。パンデミックの影響でツアーから遠ざかっていたこともあり、彼らは最近、自分自身を再発見し、何が彼らを真に突き動かしているのかを、自らに課した束縛から解放するというミッションに着手しました。’Changed For The Better’ は、Wevalがフィルターを通さず、ありのままの自分を受け入れたことを表しています。誠実で心のこもった、恥じることのないポジティブな作品です。
‘Changed For The Better’ 全体を通して、Wevalは感情的なヴォーカルとパンプアップしたビート、そして非常に影響力のあるメロディーとリフを融合させ、高揚感のあるエネルギーを与えています。4曲とも彼らの再活性化された展望を体現しています。本日発売のタイトル・トラックは、ライブ・オーディエンスを念頭に置いて作られ、ファンキーなベースラインとHarmの心に響くヴォーカルが融合しています。
Wevalは、「音楽は感情である」という時代を超えた格言に立ち返り、子供の頃、休日に両親と一緒に車の後ろでカセットを聴いていたときに呼び起こされた感情や感覚の純粋な無邪気さにインスピレーションを受けています。Vasjen Kastroによるアートワークにも反映されていますが、ヴィンテージカー（実際にはMerijnの両親が所有する90年代のモデルで、彼が子供の頃に車の後部座席に座って音楽を聴いていたのと同じ車）が夕暮れ時に雲に包まれています。
二人が幼少期に影響を受けたものが融合し、絶妙なバランスを生み出している。90年代から2000年代初頭にかけて、Harmはより落ち着いた音楽を聴いていました。「センチメンタルなポップスやRnBが好きで、最初からN.E.R.D. Aaliyah, Usher, Madonnaの2000年のヒット曲を聴いていました」。とHarmはコメントしています。「しばらくして、私はYonderboiとSt.Germainに出会い、Dave Brubeck、Miles Davis、そしてジャズの世界への扉を開きました。新しい世界に足を踏み入れるのはとても楽しいことです。それらの間の共通点は、音が叫ぶようなものではなく、もっと穏やかでクリーンなものだったということでしょうか」。Merijnはもっとハイエナジーなもので育ちました。「私にとっては、『Fight Club』や『Blade』、『The Matrix』など、90年代の映画のサウンドトラックを初めて聴いたときに大きな影響を受けました。その後、DJ ShadowやRDD2、Amon Tobinなどを初めて聴いたんだ」。とMerijn氏は付け加えています。
2016年、BBC Radio 1は、Moderat、Darkstar、Gold Panda、Jessy Lanza、AKASEと並んで、Maida ValeのResidencyシリーズにWevalを招待し、ライブを行いました。路上では、Nuits Sonores、Lowlands、Primavera、Best Kept Secret、Pukkelpopから、Lightning in a Bottle、Rock en Seine、DGTL Amsterdam、Gottwoodなどの著名なフェスティバルで、5人組のバンドと共にステージを揺らしてきました。また、権威あるロイヤル・コンセルトヘボウや地元アムステルダムの象徴的なParadisoでのヘッドラインショーも完売しています。今後の予定としては、待ちに待ったADE2021で、MelkwegでMetropole Orkestと共演することになっています。
初めて出会ってから11年、Wevalとして一緒に音楽を作り始めてから9年、HarmとMerijnは自己受容と自信の境地に達し、それが彼らの作品の中で輝いています。混乱とトラウマに満ちた世界で、’Changed For The Bette’ は希望と安らぎを与えてくれます。大勢の観客の前で再びライブをしたいという願望から生まれたこのEPは、ポジティブさと新たな楽観主義の感覚に包まれています。ここでWevalは彼らの真の姿を現し、解放感を味わい、次に進むべき道を明確に示しています。
