RXM Reality – WEWEREFRIENDS

ARTIST : RXM Reality
TITLE : WEWEREFRIENDS
LABEL : We Be Friends
RELEASE : 9/24/2021
GENRE : electronica, synthpop
LOCATION : Chicago, Illinois

TRACKLISTING :
1.DAYS GONE BY
2.BANK ON ME
3.PUNK SHIT
4.YOU CAN’T TAKE IT BACK
5.RIGHT WHERE I NEED U
6.WATCH IT GROW
7.ALCOHOLIC
8.BENZ
9.FREAKIN
10.HELP OUT WHEN I CAN
11.COLD TOPO
12.LAST SONG

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は、シカゴのデジタル・フリークである (Mike Meegan)の最新作をリリースします。ハイパーキネティックなアレンジと、構造とカオスの間の巧みな感覚が満載の ‘WEWEREFRIENDS’ は、ジャンルとフォーマットを猛烈なスピードで行き来する、このアーティストのプロデューサー、パフォーマーとしての幅広さを徹底的に検証しています。

Meeganは過去8年間、という名義でプロデュースを行っており、デジタルマキシマリズムの質感と迷宮のようなビジョンに磨きをかけてきました。作品には、突然のテンポチェンジ、不協和音の爆発、ポップ、ブラックメタル、ブレイクコア、ヒップホップ、さらには Bonnie Baxter、Fire-Tools、Machine Girlといった同時代のミュージシャンの擦り切れた神経の音の間の緊張感を掘り起こすような曲構成が散りばめられています。Actress、Laurel Halo、Elysia Crampton、Eartheaterとステージを共にしてきたMeeganの作品は、現代のクラブプロダクション、ノイズ、ポップの文法と音の間にある緊張感のある相互作用を探求するプロデューサーたちの仲間入りを果たしました。

今回の からのリリースでは、Meeganはこの同じ構成のダイナミックさを、アルバム自体の弧に向けて押し出しています。今年の春に録音されたこのアルバムは、ターボチャージされたポップなカットから始まり、悪魔の力から導きと力を見出す人間の主人公を描いたミクロ・ミステリーのシリーズ、そして瞑想的なアンビエンスの流れを経て、最近のインストゥルメンタル・チューンのシリーズで締めくくられています。ダンスミュージック、ノイズ、ポップスの構成要素を引きずりながら、見る者の耳を瞬時に捻じ曲げていきます。

それぞれのレコーディングはそれ自体が世界であり、歌詞は外面的なストーリーを求めるのではなく、登場人物の感情的な風景や内面的な絶望を描いています。クラシック・カントリーの微妙な感情の重みを利用したアルバム冒頭の “Days Go By” では、モダン・カントリーの歌い手の魂が失われ、ノスタルジーの靄の中をサタンの腕の中へと漂っていく様子が描かれています。ピッチシフトしたボーカルとチャイムが鳴るギターの魅力的なコールがサウンドトラックとなり、やがてデチューンされたシンセサイザーのアルペジオと鳴り響くキックのデジタルな塊へと変化していきます。”RIGHT WHERE I NEED U” や “COLD TOPO” のような他のトラックでは、このレコードはよりクラブ向けの方向に向かっており、ジャグリングされたサンプルの巨大な爆発や高密度のパーカッションのインタープレイがトラックに散りばめられています。これは、DECISIONSや AD93のような現代のイギリスのクラブ・レーベルのリリースにぴったりです。また、”ALCOHOLIC” のような瞑想的な曲では、Meeganは豊かなパッドとコード進行で空間を埋め尽くし、暗い不協和音と調和のとれた余韻の間を行き来しており、レコードを構成するクラブとポップのアレンジの縮図のようなものです。

このハイパーな文法に基づいて、あらゆる影響が Meeganの万華鏡のような制作スタイルによってねじ込まれています。歪んだブレイク、不吉なパッド、幽霊のようなボーカルが織りなす風景の中を移動する ‘WEWEREFRIENDS’ は、音楽の限界と言語についての瞑想であり、継ぎ目が引き裂かれ、音楽を新たな領域に押し出そうとする悪魔に取り憑かれています。