King Gizzard & The Lizard Wizard – Ice, Death, Planets, Lungs, Mushrooms and Lava

ARTIST : King Gizzard & The Lizard Wizard
TITLE : Ice, Death, Planets, Lungs, Mushrooms and Lava
LABEL :
RELEASE : 10/7/2022
GENRE : psychrock, garage
LOCATION : Melbourne, Australia

TRACKLISTING :
1.Mycelium
2.Ice V
3.Magma
4.Lava
5.Hell’s Itch
6.Iron Lung
7.Gliese 710

これらのジャムでインストゥルメンタルを完成させたマッケンジーと彼のバンドメンバーは、フルート、オルガン、パーカッション、そしてギターをオーバーダビングし始めた。一方、歌詞はグループ作業で作成した。「編集可能なGoogleシートを使って、みんなで作ったんだ」とマッケンジーは言います。「バンドのほとんどのメンバーが歌詞をたくさん書いていて、それをアレンジしてまとめるのが僕の仕事だったんだ」

この過激で実験的な創造プロセスの結果は、常に予期せぬ角度から豊富なサブテキストと定理を伴って作品を打ち出しているバンドの、最も濃密で予測不可能なステートメントの一つである。しかし、この冒険的な新しい音楽を理解するために、古代ギリシャの音楽モードを少し理解する必要さえないのです。サイケデリックなサックス、きらめくシンバル、McCoy Tyner風のピアノが奏でるスピリチュアル・ジャズとニューエイジ・ヴィジョンの間でスイングする純粋なファイヤーミュージックのスイート、”Lava”、ワームホールに乗り上げるプログレ・フォークのエクスカージョン “Magma” などハイライトは、マッケンジーのフルートが発するサイレンコールによって、疑うことを知らないリスナーが未知の世界へ導かれるというもの。また、”Ice V” は終末的なファンクを冷静にコントロールし、”Hell’s Itch” は巻きつくようなギターラインとハーモニカ、ポリモーフィックなベースラインで魅了し、”Iron Lung” はハッピー/サッドのグルーヴにのって予想外の展開で、鏡の家を通して屈折したポップスのヴィジョンが展開されます。一方、不吉なクローズである “Gliese 710” は、暗闇の中へと突き進み、その重苦しくもリッチな雰囲気は、死体もうなずけるほどである。