Glasser – crux

Cameron Mesirow率いるエレクトロニック・プロジェクト、Glasserが10年ぶりの公式アルバム、そして通算3枚目のアルバムを発表しました。本日の発表と同時に、Glasserはリード・シングル “Vine” を公開しています。

「全てのパートが非常に分離したように聞こえるものを作りたかった」 とGlasserは “Vine” が出来上がった経緯について話しています。「実はジャズのように考えていたんだ。音楽を職業とするための機械から少し切り離されたように感じた後、音楽を書くことに戻るということだった。」

Glasserはまた、活動休止の背景を少し説明しています：

「前作の後、曲作りに戻るのが大変だったんだ。最初のアルバムを作ったときは、試行錯誤するような確立されたルーティンがなく、とても即効性があった。2枚目は、ツアーという不安定な生活を数年続けた後に作ったので、やはり定期的にモノを作るという関係が確立されていなかったんです。リリース後も、自分を見つめ直す中心がなかった。そんな中、ようやく音楽というものに前向きになれたのは、バルカン半島の歌を学ぼうとレッスンを始めたことです。ブルガリア国営放送の合唱団のレコードで聴いていた、発声練習のようなものを学んでみたかったんです。曲作りも始めて、アルバム制作に向けた取り組みも始めました。」