Dylan Henner – Amtracks

ARTIST : Dylan Henner
TITLE : Amtracks
LABEL : Phantom Limb
RELEASE : 9/24/2021
GENRE : experimental, ambient, newage
LOCATION : UK

TRACKLISTING :
1.Exton
2.Ardmore
3.Elizabethtown
4.Harrisburg
5.Lewistown

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英国のエクスペリメンタル・アンビエント・ミュージックの名手、ディラン・ヘナーが、自身のファースト・レーベルであるに戻ってきて、ペンシルバニア州の田舎を走る列車の旅をテーマにした、美しく催眠的な言葉のないラブレター、新作EP ‘Amtracks’ を発表しました。

‘Amtracks’ は、アメリカの老舗鉄道サービス「アムトラック」にちなんで名付けられたもので、数年前にヘナーが行った列車の旅の物語です。フィラデルフィアを初めて訪れた20歳のヘナーは、父が数年前に訪れたピッツバーグにも行ってみることにした。父親と同じように、ヘナーはフィラデルフィアでアムトラックのペンシルバニア号に乗り込み、州を横断した。ペンシルバニア号は、アメリカで最も美しいといわれる地形を縦断している。緑豊かな森や至福の牧草地を抜け、急勾配を登ってアレゲニー山脈を越える。年月が経っているにもかかわらず、ヘナーはその旅を愛情を込めて語っている。また、ヘナーの作曲やプロデュースの出発点は、本業である写真家のアシスタントとして旅をした際のフィールドレコーディングであるが、パンデミックの影響で旅ができなくなったことで、記憶を辿るという新たなアプローチが生まれた。

このEPの多くは、マリンバ、アナログシンセサイザー、そして今では彼のトレードマークとなっている「デジタルコーラス」といったヘナーの好みの楽器を中心にしていますが、ここではガムランベル、ピアノ、MIDI木管楽器も加えて、航海、発見、熟考、畏敬の念といったストーリーを語っています。

「人類は何千年もの間、このルートを通ってきました」とヘナーは書いている。「セネカ族やレニ・レナペ族をはじめとする北米の先住民は、ヨーロッパ人よりもずっと前にこのルートを確立していました。このような旅は、私たちがいかに小さな存在であるか、自然がいかに巨大でリアルであり、人類が何世代にもわたって通過しても変化しないものであるかを、魅力的に思い出させてくれる」