Dabow – Weird Music Of All Kinds

アルゼンチン出身の Dabowは、デビューアルバム ‘Weird Music of All Kinds’ を発表しました。Dabowは、7年間にわたって40枚以上のシングル、EP、リミックスをリリースし、また多くのコラボレーションにも参加してきましたが、フルアルバムの世界に初めて飛び込みました。Dome of DoomからデビューLP ‘Weird Music of All Kinds’ には、ラテン・アメリカン・ダンス・ミュージックがふんだんに盛り込まれており、実験的な色合いのトラップ・ビートや、壁にぶつかって跳ね返ってくるようなエネルギーが感じられます。ラテン文化と現代の実験的エレクトロニックにおける融合は、2014年の最初のデジタルリリース以来、Dabowの特徴的なサウンドとなっています。

レコーディングはパタゴニアとブエノスアイレスで行われ、コラボレーションは Good Times Ahead、Kali Sandoval、Midnght、godspeedの間でオンラインで調達されました。Dabowのブループリント・レコーディングは、ラップトップ、Fruity Loops、ヘッドフォンだけで行われ、様々なボーカル・サンプル・チョップ、シンコペーション・ドラム／パーカッション、808ベース・パルスの使用に大きく依存しています。サウンドデザイン、コード、メロディーは最小限にとどめ、広大なレイヤーとセクション間の変換により、音楽のトーンを豊かにしています。

短期間でのリリースが続いていた Dabowの初のフルレングスは、28歳のアーティストにとって異なる意味を持っています。「EPは、ちょっとしたインスピレーションの瞬間にうまくいって、その後、別のものに移っていくものです」とDabowは説明します。「今回のLPは、昔も今も、自分自身で進み続ける長いビジョンであり、それが、そろそろだと気づかせてくれた異なる感覚なのです。」すべての曲でリスナーをラテンアメリカの世界にいざない、TNGHT、Lunice、Hudson Mohawke、Mr.Carmack、Baauerといった現代のエレクトロニックアーティストからのインスピレーションも感じられます。