Current Joys – LOVE + POP

ARTIST :
TITLE : LOVE + POP
LABEL :
RELEASE : 8/4/2023
GENRE : ,
LOCATION : Nevada

TRACKLISTING :
1.Walk Away as the Door Slams
2.LOVE + POP
3.Gatsby
4.My Shadow Life
5.CIGARETTES
6.bb put on deftones
7.Dr Satan
8.Moon Sickness
9.Rock n Roll Dreams
10.I feel truth inside of u
11.3lefant
12.U R THE REASON

‘LOVE + POP’ は、そう遠くない時間の一瞬を切り取ったスナップショットであり、速く、ラウドで、ムーディーで、ちょっと危険なものだ。ワイルドな野心、卑劣なフック、コンセプトから完成まで多作なスピードで進む曲など、ある意味、古典的な(カレント・ジョイズ)である。しかし、’LOVE + POP’ は、アグレッシブで解体的なプロダクション、ハウス・ミュージックからの影響、Lil Yachty(リル・ヤッチー)のゲスト参加など、無数の期待をも爆発させる。Nick Rattigan(ニック・ラティガン)が “この音の瞬間をとらえ、私が初めて音楽を発表した時のやり方に立ち戻る “ことを目指したからだ。

‘LOVE + POP’ のストーリーは、あるハウス・パーティーから始まる。ブルドーザーで家を破壊され、その余波で残骸が残る。その混乱と騒乱の中で、ラティガンはLil Peep(リル・ピープ)のドキュメンタリー映画『Everybody’s Everything』を鑑賞し、「walk away as the door slams」のカヴァーを録音した。しかし、痒いところに手が届かず、オマージュの瞬間から始まったものは、より大きく、より深く、より根源的なものへと変化していった。一見、行き当たりばったりに見える、自宅やピープのプロセスが、ラティガンに創造的な空間全体を開き、ジャンルを曲げたり、あるいは爆発させたりする新たなアプローチをもたらしたのだ。

重要なのは、ラティガンがDIY空間での「創作のプロセスへの賛辞」と呼ぶように、このすべてが自宅で録音されたことだ。そして、たった一人の情熱的なプロジェクトとして始まったこの作品は、思いがけず、カレント・ジョイズ独自のコラボレーション・アルバムへと成長した。「以前にも共同制作のレコードを作ろうとしたことがある。でもこのアルバムでは、他の人たちにインストゥルメンタル・トラックを書かせたり、リンクを送ったりして、みんなにいじってもらったり、意見を言ってもらったりして、非常にコラボレートする機会を与えてくれた。クレジットを書くために座ったとき、ここにいるすべての人々とスタイルに気づいたんだ。

‘LOVE + POP’ のジャケット・アートは、ラティガンの祖父母がキスをしている写真である『Wild Heart』のジャケットをエアブラシ/スプレーペイントで描いたものだ。このアイデア、つまり時代を超えたものを現在の有限のスタイルに積極的に再構築すること、それがLOVE + POPなのだ。