Christian Holm-Svendsen with Daniel Sommer & Mariusz Praśniewski – Totem

1960 年代以降、小編成の室内楽的アンサンブルはジャズの発展において重要性を増し、Sonny Rollins や Joe Henderson、Ornette Coleman をはじめとするホーン奏者たちは、コード楽器のサポートなしに未知の音の領域を追求し、新たなレベルの自由を獲得することができました。

Christian Holm-Svendsen、Daniel Sommer、Mariusz Praśniewskiによるデビュー・アルバム「Totem」は、6月7日にエイプリル・レコードからリリースされます。

成熟した、まとまりのあるアンサンブル・サウンドを持つこの若いトリオは、静寂と空間をエネルギーと粘り強さと並置し、彼らのスタイルの幅広さを示す9曲のオリジナル曲で構成。ジャズ・スタンダードを彷彿とさせるメロディの輪郭を持つスウィング・ワルツ「December」、民謡の影響を受けたシンプルな「Vent」、ベースとクラリネットの親密な叙情的相互作用の「Duo」、そしてタイトル曲の重く推進力のあるパワーに至るまで、このトリオは、それぞれの個性的な声にスポットライトを当てた生々しく個人的なレコーディングで、大胆不敵さ、傾聴、自発性を発揮しています。

Christian Holm-Svendsen（クリスチャン・ホルムスヴェンセン）は現在ニューヨーク在住。デンマークでは、デンマーク放送ビッグバンド、コペンハーゲン・ジャズ・オーケストラ、オーデンセ・ジャズ・オーケストラ、イェスパー・ツォウテン、レグンファングなどで演奏。

Daniel Sommerは、受賞歴のあるアーティストであり、国際的なジャズ・シーンで引っ張りだこのドラマー。独特の音楽的アプローチでさまざまな音楽の境界を越えることで知られるゾンマーは、現在、Karmen Rõivassepp Quartet、Foyn/Hess/AC/Sommerで活動し、最近ではArild Andersen、Rob Luftとのトリオ・アルバム「From Within」をApril Recordsからリリース。

Mariusz Praśniewskiはコペンハーゲン在住のポーランド人コントラバス奏者。デンマークとヨーロッパのジャズ・シーンで10年以上活躍し、 Tomasz Dabrowski、Anders Mogensen、Gilad Hekselmanなどのミュージシャンと共演。