C.O.F.F.I.N – Australia Stops

シドニー・ノーザン・ビーチーズが誇るハード・ロック・バンド、C.O.F.F.I.Nが、2020年にリリースした記念碑的アルバム「Children In Finland Fighting In Norway」に続く待望の5枚目のフル・スタジオ・アルバム「Australia Stops」を発表した。オーストラリアのDamaged Record Co、ヨーロッパのBad Vibrations、北米のGoner Recordsから2023年9月15日にリリースされる。

「Australia Stops」は、2023年1月にザ・ペット・フード・ファクトリー・スタジオで、プロデューサーにジェイソン・ウォーリー（Frenzal Rhomb）を迎えてレコーディングされた。よりメロディアスな1970年代のオーストラリアン・ロックンロールとブギー・ロックンロールへのバンドの進化を強調する、多様で心をつかむ新作のコレクションを紹介するレコードだ。熱狂的なハイ・ボルテージ・ギター、ド迫力のリズム、流れるようなメロディ、巧みで魅惑的な歌詞は、作曲と曲作りの紛れもない進歩を示しているが、18年の活動で世界中のファンから崇拝されるようになったC.O.F.F.I.Nであることに変わりはない。

オーストラリアの高速道路を知らない人にとって、「Australia Stops」はトラックの泥よけフラップの裏に書かれた言葉として認識されているかもしれない。C.O.F.F.I.Nにとって「Australia Stops」は、オーストラリアの社会、文化、芸術、政治、進歩に関する多義的なアイデアであり、観察となった言葉だ。ドラマー／ヴォーカリストのベン・ポートノイが咆哮する歌詞は、「アイドル・オーストラリア」、社会問題に対する政府の対応（あるいはその欠如）、そしてこの国の変化を恐れるという包括的な概念への考察である。

テーマ「Australia Stops」は、政治的な疑問や理想を投げかける一方で、オーストラリアが大切にしているコミュニティの素晴らしさ、アートや音楽の健全な鼓動、美しい風景や多様な自然環境にもシンクロして光を当てている。このように、『Australia Stops』は、この国について完全に肯定的に解明するものでも、否定的に解明するものでもない。私たちが幸運にも手にしているものを讃える一方で、周囲の人々を励まし、より良くしようと鼓舞することを常に心がけている。