BODEGA – Xtra Equipment

‘XTRA EQUIPMENT’ は、’BROKEN EQUIPMENT’ を生み出したのと同じ2020-2021年のTrout StudioセッションからのBODEGAの新しいトラック集です。BROKEN EQUIPMENTの楽曲と同様に、これらのトラックも、これまでのレコーディングよりもさらに爽やかでフックのある、そして哲学的な野心的なものにしようとした。社会批評のモードであっても、個人的には自分の曲作りを分析的というよりは文学的だと考える傾向があるが、ここでは “The Art of Advertising” と “Art and Advertising” の二部作が、芸術と広告の微妙だが決定的な違い（「芸術は宇宙を創造する」のに対し、広告は「現状を表面化する」）に関するポップロック論文のようなものとして機能してるんだ。”Everybody’s Sad” （THROWNのB面）は、個性にこだわる現在のポップとメランコリーの美学とのつながりを強調し、嘆いている（「ビルボードのてっぺんでみんなが悲しんでいる」）。”Top Hat No Rabbit” （DOERSのB面）は、ユリシーズ（ジョイス）に誘われたハイな状態から降りてきて書いたもので、（どんな変化にも必要な）自由意志と、すべての思考は外部や、物理的刺激によって決まる（あるいは「投げられる」）という私の根強い信念（そしてBODEGAの執念）を調和させようとする思考の奔流である。逆に、オープニングのバラード “Memorize w/yr Heart” （以前はBROKEN EQUIPMENT CDのボーナストラックとしてのみ収録）は、抽象的な心理ゲームにはまらないように、すべての哲学は身体で（少なくとも安定したバックビートで）行うべきであることを自分に思い出させるために書いたものである。

BROKENとXTRA EQUIPMENTは、私たちのこれまでの長所をさらに伸ばすと同時に、私たちが以前描いていたポストパンクの環境の外側にある領域を探るために書かれました。しかし、シンセとドラムマシンがリードする “Post yr Kilimanjaro” （ニューウェーブジャマー「Doers」の最近のリワーク）は、この曲を書いた時に思い描いていたものに近いサウンドになっています。また、オリジナルの音源とは全く異なる音色を持つカバー曲を2曲録音した。Fugaziの’Provisional’はもともとスコットランドの動物保護施設の資金集めのためにRipcord Recordsのコンピで録音したもの（僕らはビーガンなんだ）、Stretch Arm Strongの’For the Record’ は僕の人生の中で最も重要なバンドの一つへの愛情に満ちたオマージュだ。私は青春時代のほとんどをサウスカロライナ州のコロンビア（Stretchの出身地）で過ごし、10代の頃に彼らの全年齢対象のハードコアマチネで初めてDIY音楽を生で体験しました。(「一緒に汗をかいて歌ったから、続けることができた」)。

Xtra Equipment

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