208L Containers – A Night At The Mirage

ARTIST : 208L Containers
TITLE : A Night At The Mirage
LABEL : Rough Skies Records
RELEASE : 7/22/2022
GENRE : indierock, punk
LOCATION : Australia

TRACKLISTING :
1.Too Good To Be True
2.Skase’s Bounty
3.2MCE
4.Sunburnt In Brisbane
5.Holograms
6.Denton Faces Up
7.Blah Blah Blah
8.Leaving Majorca
9.Cowboy In The Sky
10.Pixie’s Cut
11.Channel 7 Ad Break
12.Glossolalia
13.There Was A Moment!

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208がニパルナのシーンに登場したのは、僕らにとって全てがますますファックになっていた頃だった。この環境は、彼らの音楽に恐ろしいほどの緊迫感を吹き込んだ。そのため、強烈に騒がしく、感染力のある音楽となり、怒りは痛烈な風刺を通して伝わり、ガラガラのギターととんでもないリズムセクションがブレンドされて、一緒に踊らないわけにはいかなくなるのだ。

国会議事堂の前にトラック一台分の糞尿を捨てようとする前に、政治の泥沼にどっぷりと浸かることができる時間は限られていると思うので、現在の状況に焦点を当てた仕事から、文化的景観のニッチな要素への超固定化にどっぷり浸かることになったことには敬意を表することができます。208にとって、救いはAndrew DentonとChristopher Skaseという形でやってきました。

このアルバムでは、オーストラリアのテレビタレントであるアンドリュー・デントンが、大富豪で悪徳実業家のクリストファー・スケイスをスペインの島からオーストラリアに送還し、裁判を受けさせようとする不運な試みが、全編を通して描かれています。パラグアイのナチス・カフェ、タスマニアのITベンチャー企業、ABCのヌード、ミラージュ・リゾートの狂った月曜日……。

バンドはここで新たな方向性を見出すことができる。アルバムは、素晴らしい残響のあるサウンドスケープで始まり、アーカイブのインタビューサンプルが流れ、SkaseとDentonの物語へと導く豪華なトーンになっている。

208は、『Knitted Family Helmet』と『Horseland』で確立されたサウンドにロックオンされており、完全な形になっています。このアルバムでの主な違いは、アーカイブのサンプルが再生されている間にインストゥルメンタルが挿入されていることで、各曲の物語をより広いコンセプト・アルバムに結びつけるのに役立っています。私は、このアルバムを手に入れたら、ぜひ聴いてみたいと思っていますし、彼らのライブでこのアルバムを聴きながら踊り明かせることを楽しみにしています。皆さんも是非。