L.A.のトリオ、Traps PSは、ポストパンク、ソウル、R&Bなどの音楽的試金石と、不条理でシュールなアートから等しくインスピレーションを受けて、移り気な音楽を作っています。このトリオはすでに3枚のレコードをリリースしており、 ‘New Chants’ は2018年にドロップされた。そして、Mock Recordsから発表する4枚目のLP ‘Prim Dicer‘ から新作の最新テイストであるニュー・シングル “Etc” を公開しています。
バンドが語っているように、彼らはシンプルでダイレクトなサウンドを心がけており、”Etc” も例外ではありません。2分強のこの曲は、神経質なギターと脈打つベースラインを決して緩めることなく、抗しがたいスピードで突き進んでいきます。ギザギザしたギターのメロディーと怒鳴るようなボーカルはナイフのように突き刺さり、切り裂きますが、タイトなリズムセクションがトラックにダンサブルなエネルギーを与え、非常に効果的なポストパンクの調合で、何度もリピートしてしまうことでしょう。
バンドはこの曲について、「印象派の画家が若い頃、鏡に向かっていろいろな顔や声を練習して腕を磨いたという話を聞いたのを覚えているんだ。今度は目を閉じて、小さな人間が鏡を見つめて、より正確な見知らぬ人になるようにリハーサルをして、本当の自分を表現しようと努力している姿を想像してみてください」と語っています。
