Titus Andronicus – “Give Me Grief”

Titus Andronicusの新しいビデオでは、振り付けされたダンスが見られます。新曲 “Give Me Grief” は、Patrick Sticklesと元TitusのドラマーEric Harmのデュエット曲で、SticklesとバンドメンバーのR.J. GordonとRyan Weisheitがニューヨークの屋上でシンクロして踊ったものです。Stickles自身がブロックと振り付けを担当し、Titusの長年のディレクターであるRay Concepcionがその様子を記録しています。ニュージャージー・デビルズのジャージが登場します。Sticklesは次のように説明しています。

「テーマ的には、’The Will To Live‘ は、人生の最も残酷な真実と向き合うための私の試みです。それは、人生における良いもの(愛、希望など)に対して心を開けば開くほど、人生の最も悲惨な痛みに自分をさらすことになる、というものです。充実した豊かな人生には、必然的に激しい苦しみと引き換えに、脆弱性が要求される。この数年、私はこのことをよく考えなければならなかった。父が医学的に誘導された50日間の昏睡状態にあり、やがて目覚めるという見込みがないとき、いとこがあまりにも早く墓に葬られたとき、あるいはある恐ろしいクリスマスイブに動物病院の前で、貧血の猫を救うために最後の輸血ができないかと震えあがったとき。このような苦悩は、愛する人たちから与えられる喜びから自分を閉ざしていれば避けることができたかもしれない。悲しみは必要です。悲しみの脅威がなければ、愛はありえませんし、愛のない人生はまったく人生ではありません」

Posted on 08/11/2022