The Drums – “Dying” (feat. Rico Nasty)

The Drumsのニューアルバム『Jonny』が本日リリースされ、Rico Nastyをフィーチャーした “Dying” のミュージックビデオが公開されました。

“Dying” については、何も期待されていません。Jonny Pierceのインディー・ポップ・プロジェクトが、自身のオルタナティヴ・ラップ・ソングでメタル寄りなRicoとコラボするとは、想像するだけでも難しい。しかし、このシングルはインディー・ポップでもラップ・ロックでもなく、ハープのようなエレクトロニック・メロディと鼻にかかった切実なヴォーカルを持つ “Dying” は、ハイパー・ポップとエモを組み合わせた、まったくユニークなもの。

ピアースはステートメントの中で、”Dying” を揺るぎない孤独感のせいだと説明。「人生の多くの期間、私は自分の体の外、自分の経験の外、自分の人間関係の外に浮かんでいる幽霊のように感じてきました。この曲とビデオは、そのもどかしい自己との断絶、そしてその断絶が、他人が私をどのように見たり経験したりするかにどのように関わっているかを描いています。もし私が自分の体の中にいることができず、自分自身を知ることができないのなら、どうやって自分を愛することを学ぶことができるでしょうか?そして、もし私が自分自身を愛することを学べないのであれば、どのようにして私は他の誰かに本当に知られ、愛されることができるのでしょうか?私の人生、死ぬことばかり……」

一方、Rico Nastyは「Jonnyとの仕事は夢でした。彼はとても傷つきやすい魂の持ち主。この曲は、とてもシンプルに生まれたの。私たちは何年もお互いに愛を示し続けてきたけど、やっとスケジュールが合って、一緒に美しいものを作る時間が持てたわ。この曲は、愛のために死ぬほど人生を費やすことについて歌っています」

Posted on 10/13/2023