The Armed – “Everything’s Glitter”

The Armedは、無限の情報が溢れる時代における「ポップ・カルチャー」とは何かを考察するというニュー・アルバム ‘Perfect Saviors‘ を、Julien BakerのヴォーカルとIggy Popのビデオをフィーチャーしたオールスター作品 “Sport Of Form” で発表した。本日リリースされたセカンド・シングルは、ゲスト・スターを起用せず、The Armedの中心メンバーで構成されている。

“Everything’s Glitter” はギターのフィードバックで始まり、激しいドラムのクラッシュが終始続くが、バンドのカタログの中ではポップな曲のひとつでもある。彼らはこの曲を自分たち版アリーナ・ロックと謳っており、それはある意味理にかなっているのだが、私にはスーパー・シュレッダー化したストロークスのように聴こえる。このアルバムを共同プロデュースし、”Everything’s Glitter” のビデオを監督したシンガーのTony Wolskiは、次のように語っている:

「この曲は、ボウイが1971年に3週間のプレス・ツアーで初めて米国に登場したことをフレーミングに使い、アイコンと道化の間のカミソリの刃について考察している。どんな天才も、最終的には完全な愚か者のように見えることを望まなければならないのが面白い。この曲は、アリーナ・ロックに最も近い曲でもある」

Posted on 07/18/2023