Tapir! – “Gymnopedie”

ロンドンを拠点に活動する6人組バンド、Tapir!は、先日4曲入りの『Act 1 (The Pilgrim)』をリリースし、Heavenly Recordingsでのデビューを飾ったが、本日、4曲入りの『Act 2 (Their God)』からの1曲目、”Gymnopédie” のビデオを公開した。このEPには、リトル・ウィングスのナレーション付きインタールードも収録されている。

エレガントな “Gymnopédie” は、Erik SatieとWoody Guthrie、そして海辺で裸で踊る古代ギリシャの祭典Gymnopaediaを引用している。機能不全に陥った天国の叙情的なヴィジョンを瑞々しいワルツ・タイムのバッキング・トラックに乗せ、曲のクライマックスでは、崖っぷちで演奏されているような輝かしいローファイ・シンフォニーへと展開する:「天国では、部屋はネズミでいっぱいで、ベッドのシーツにはパンくずが入っていて、イエスにはアタマジラミがいたそうだ」

緑の丘、波立つ海、赤い生き物という架空の世界を舞台にした第2幕(彼らの神)は、第1幕(巡礼者)の続きで、この神秘的な土地への冒険を描いている。

Joe Futákがレコーディングとプロデュースを担当し、ロンドンを拠点に活動するデュオ、LiloのChristie GardnerとHelen Dixonがバッキング・ヴォーカルとヴァイオリンを担当した “Gymnopédie” は、3つのエピソードEPとして時間をかけてリリースされ、2024年初頭に完全なアルバムにまとめられる予定の、学際的なデビュー・アルバムの第2部、『Act 2 (Their God)』 EPに収録されている。

Posted on 08/29/2023