マルチ・インストゥルメンタリストでソングライターのRoosevelt が、Counter Records/Ninja Tuneからニュー・シングル “Rising” をリリースした。このシングルは、彼の新しいLP ‘Embrace‘ の新たなプレビューであり、ヴォーカリストとしてもコンポーザーとしても天才的な才能を発揮している。
“Ordinary Love”、”Luna”、”Paralyzed” はクラシック・ディスコやファンクの影響を受けているが、”Rising” でモダンなエレクトロニック・パレットを採用し、ラウバーのトレードマークであるシルキーでスムースなヴォーカルでリスナーに感動的なメッセージを伝えている。何層にも重なるシンセサイザーとドライヴするドラムがラウバーのヴォーカルを取り囲み、彼はこう宣言する、「僕を待たせないで／だっていつも／僕らが立ち上がるような気がするんだ」。元々は、シンセが永遠にピッチを上げ続けるというオーディオの錯覚にインスパイアされたデモであったこの “Rising” は、多幸感溢れるポジティブな爆発であり、Rooseveltの今後のハイライトとなることは間違いないだろう。
