Babehoven – “My Best Friend Needs”

ニューヨークのデュオ、Babehovenのセカンド・アルバム『Water’s Here In You』がDouble Double Whammyよりリリースしました。本日ミュージックビデオが公開された「My Best Friend Needs」について以下のように語っています。

「”My Best Friend Needs”を書いたのは、友人が交通事故に遭った後でした。事故を避けるためにもっと何かできたのではないかと思いながら、この曲がうねりのように浮かび上がってくるのを感じました。この曲の中に、アルバムのタイトル『Water’s Here in You』を見つけました。このフレーズは私の心を深く打ちました。痛みを乗り越えて愛するということ、人の芯を見抜くということの意味が凝縮されていると感じました。人生の火がどんなに激しく燃え盛っても、私たちは自分の中に水を持っています。私たちは自分の体の中に、冷たさ、ぬめり、リフレッシュの瞬間を見つけることができるのです。私は人体の青い静脈を思い浮かべました。それはある意味、地球を流れる水の青い静脈を模倣しているのです。この歌は、友情の意味を歌ったもの。深い絶望の瞬間にさえ賞賛を示すこと、誰かの痛みを正確に解決することができなくても、気遣いを体現すること。私の親友は、私が与えられる以上の何かを必要としていました」

The Third Sound – “On Returning”

Fuzz Club RecordsからリリースされたThe Third Soundの6枚目のスタジオ・アルバム『Most Perfect Solitude』から「On Returning」のミュージックビデオが公開された。

「On Returning」では、60年代の12弦のジャングリーな音色と爽やかなメロディが輝き、間違いなくThe Third Soundが最も輝いている作品。このアルバムのタイトルは、Mary Shelleyの『Frankenstein』から引用したフレーズで、Werner Herzogの手記『Of Walking In Ice』から見つけたもの。

「多くの曲が旅行やある種の旅をテーマにしていたので、すぐにこのタイトルにしようと思いました。旅行中やツアー中は、奇妙な孤独感に包まれる一方で、あらゆるものから逃れるために孤独を求めることがよくあります。そして、時には、その最も完璧な孤独の中で音楽を聴くのがベストなのです」

Joyer – “Night Song”

ブルックリンとボストンを拠点に活動するマルチ・インストゥルメンタリスト、NickとShane Sullivan兄弟によるバンド、Joyerのニュー・アルバム『Night Songs』は、うねるようなシューゲイザー・ギターと印象的なメロディが融合した、すぐに満足できる作品。

リリースに合わせて公開された「Night Song」については、

「”Night Song”は面白い曲で、もともとはアルバムの短いイントロトラックにする予定だったんだけど、スタジオで楽しくレコーディングしていたら、予定よりかなり長くなってしまったんです。本当はもっと早くフェードアウトさせる予定だったんだけど、シンセを録るために友人のジェイムズに送ったら、彼が「もっと長く続けばいいのに」みたいなことを言ったから、それでこの曲の全編を残すことになったの。この曲でサブリナのヴォーカルが大きくフィーチャーされているのも気に入っています。彼女は何をやっても素晴らしいし、アルバムに彼女を起用できて本当に興奮しています。アルバムの冒頭を飾るこの曲は、これらの曲の多くで彼女の貢献を紹介する良い方法だと思います」

Microwave – “Let’s Start Degeneracy”

アトランタのMicrowaveによる4枚目のフルアルバム『Let’s Start Degeneracy』から、タイトル曲のミュージックビデオが公開されました。

このアルバムはエモのレコードですが、おそらく分類的に言えばそれだけでしょう。アンビエント、ポップ、R/B、パンク、実験的なサウンドが互いに浮かんでは消え、情景、経験、感情を経て、そのすべてが “サイケデリア” の最高の芸術作品を特徴づける純粋な意図と翻訳で波紋を描いているのです。

「レコードのタイトルは、1970年に保守的な政治家がドラッグについて語った言葉から取ったもので、この解放された精神を表現しています。ルールはないし、恥じることもない。自分のためにならない執着や行動を手放し、恐怖や罪悪感や羞恥心に突き動かされることなく、プログラミングを振り払おうとすることです」

+/- {Plus/Minus} – “Gondolier”

今月初め、ニューヨークの3人組+/- {Plus/Minus}は10年ぶりのニュー・アルバム『Further Afield』を発表し、そのリード・シングル「Borrowed Time」を公開しました。来月末にリリースされる『Further Afield』から2曲目の新曲、7分の「Gondolier」を公開。

「この小さなキーボードを買って、ある日息子に使い方を教えたんです。この曲で聴ける最初のパッセージは、息子が思いついたもの。そこから発展させたんだ」とグループのJames Baluyutは説明。「奇妙な小さな物語のようでした: 私は息子に何かを与え、息子は私に何かを返し、私はそれを広げました。私が息子に何かをあげたら、息子は私に何かを返してくれた。歌詞を書いているうちに、息子が父親になり、息子に父親になることを教えるという永遠のループについて考えさせられました」