フィラデルフィアを拠点に活動するアート・ポップ・トリオ、Lizdeliseがニュー・アルバム ‘I Swore I Heard You Laughing‘ を9月15日にニューヨークのインディー・レーベル、Sheer Luckからリリースすると発表した。バンドはこのプロジェクトのリードオフ・シングル “Tornado” と魅惑的なミュージックビデオを公開した。
‘I Swore I Heard You Laughing’ は、2019年にリリースされた自主制作アルバム ‘Holy Matrimony’ と、Sheer Luckからリリースされたバンドの2021年のEP ‘Body’ に続く作品だ。バンドはシンガー・ソングライター／ギタリストのLizzy de LiseとベーシストのMark Watterに率いられており、後者はフィリーの有名なHeadroom Studiosのスタジオ・マネージャーである。ワッターの関与が2016年に始まって以来、レコーディングの大部分はここが拠点となっている。新譜のために、バンドはノースカロライナ州チャペル・ヒルにあるワイ・オークのAndy Shackと会い、新曲の共同制作とレコーディングを行った。
“Tornado” は、エレクトロニックと生楽器の組み合わせで、タイトでスタッカートのドラム・パターンを中心に構成されている。Alyssa Reshによって演奏されたパーカッションは、ヴィンテージのドラム・マシーンに似ており、質感のあるエレキ・ギターとde Liseのリード・ヴォーカルによる伝統的なインディー・ロック・スタイルとうまく調和している。その上にde LiseとStackがシンセのメロディとディテールを何層にも重ねている。”Tornado” は、協力を呼びかけるヴォーカルとともに、エコーがかかり、曇ったクライマックスへと盛り上がる。リード・シンガーが山々を駆け抜け、切り立った岩壁を登り、答えを探しているシーンがある。
