Liars – “From What the Never Was”

Liarsが、Muteからリリースされるニューアルバム ‘The Apple Drop‘ からの3枚目にして最後のプレリリース・シングルを公開しました。”From What the Never Was” は、ゆっくりと下降するコード進行とラタタットのドラムパターンの上で、Angus Andrew(アンガス・アンドリュー)が囁くような恐怖感を表現した、ムーディーな曲です。

このアルバムのビデオは非常に印象的で、”From What the Never Was” も同様で、「2001年宇宙の旅」や「エイリアン」などのSFの名作にオマージュを捧げています。また、”Sekwar” から始まり、”Big Appetite” へと続くビデオ3部作の最後の部分でもあります。他の2つのビデオと同様に、このビデオも強烈です。「”From What the Never Was” は、The Apple Dropの旅の中での回想の瞬間を意図しています。旅人が到達した地点は、出発点から遠く離れていますが、記憶の中ではすぐそこに戻っています。ドラムの音は、「We Fenced Other Gardens with the Bones of Our Own」という古い歌から流用しました。この曲では、主人公は誇大妄想に酔いしれ、破壊の力を楽しんでいます。その主人公が、遠く離れた今、疲れ果て、後悔の念に駆られています。」

アンガスは続けて、「ビデオの準備のために、私は “Sekwar” の洞窟に戻って3次元の地図を作りました。ニューヨークのデジタルアーティスト(ダン・ムーア)の指導を受けながら、360度カメラを頭に装着し、洞窟の内部を縦横無尽に歩き回りました。洞窟が別の場所の真下に位置しているのは、この曲の前提を表しています。同じ場所にいながら、まったく新しい視点で理解することができるのです。その空間を一人で再訪したときの経験は、心理的に有益なものであると同時に不穏なものでした。洞窟の内部の暗い深みを記録するために必要な、ゆっくりとした几帳面な手順は、コウモリと恐怖の仲間を招いたのです。」

3つのビデオのカメラを担当したクレメンス・ハービヒト監督はこう付け加えます。
「アンガスとその仲間たちは、古典的なSFのテーマのトラウマやメロドラマにさらされ、子供の頃に見たことがないような映画のシーンのサディズムによって残酷な目に遭う。ライアーズだけが、私のトレパンのような空想を楽しませてくれ、受け入れてくれた。どんなミッションでもそうですが、これは関係者の絶対的なコミットメントがあって初めて可能になります。新たな冒険にサインアップしてくれたDOPのタイソン・パーキンスと、絶対的な寛大さと興奮を与えてくれたボーと彼女のチームに感謝します。」


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