ロッテルダムを拠点とする5人組、Iguana Death Cultは、当初は目まぐるしいハードなガレージパンクとアシッドサイケデリックの瘴気で有名だったが、ポストパンク、クラウトロック、ニューウェーブ、ソウル、ディスコの枠組みを取り入れた、総合的なユニットとして開花してきた。バンドは新曲 “Future Monuments” について説明している。
「”Future Monuments” は、未来のヒーローは誰なのか、そしてその像はどれくらいのスピードで再び取り壊されるのかという問題を扱っています。このような偏った世界では、それを見極めるのはかなり難しいと思います。偽りの、しかし説得力のあるメシアがたくさんいて、この混乱した時代に答えを探し、何かにしがみつこうとしている人々の心の中に説教しているのです。指導者を選ぶとき、このような詐欺師の餌食にならないように、麦と籾殻を区別するのは難しいことです。これが私たちの悩みです。この曲は、エポスとしてふさわしいように、大きく雄々しいサウンドに仕上げました」
