ボルチモアの偉大なアート・ポップ・アンサンブル、Future Islandsが最新アルバム『As Long As You Are』をリリースしたのは、2020年のパンデミック真っ只中のこと。シンガーのSamuel T. Herringは、Algiers、R.A.P. Ferreira、billy woods and Kenny Segalといったアーティストの最近のレコードに参加し、幅広いコラボレーションを続けています。先月には、ボルチモアのフィクサーであるHeight Keechと組み、彼のラップの分身であるHemlock Ernstの新作『The Fall Collection』をリリースしたばかり。そして今回、Future Islandsが来年初頭にリリース予定の次作を発表。
Future Islandsのニュー・アルバムのタイトルは『People Who Aren’t There Anymore』。ここ数年、バンドはすでに初期の楽曲「Peach」、「King Of Sweden」、「Deep In The Night」を単発シングルとしてシェア。そして今日、彼らは “The Tower” という新曲を発表。この曲は、低音域がブンブン響く、ソフトで呪術的なシンセ・ロック・ジャムで、Samuel T. Herringの唯一無二の歌声が素敵に生かされています。
今年初め、Samuel T. HerringはApple TV+のシリーズ「The Changeling」で俳優デビュー。Jonathan van Tullekenはそのシリーズの4つのエピソードを監督し、”The Tower” のビデオも監督しました。以下は、新しいクリップについてのヴァン・テューレケンのコメントです：
「サムのステージを見たことのある人なら誰でも、彼の全身と声が、胸が締め付けられるような優しさからファンタスティックな獰猛さまで変幻自在であることを知っています。彼が『チェンジリング』の役に抜擢されたのもそのためです。どんなにベテランの俳優でも簡単には演じられないような役柄でしたが、サムは舞台技術、カリスマ性、頭の良さ、そして天性の共感力のすべてを駆使して見事に演じきり、人を惹きつける演技を披露しました。私は、音楽で築き上げたペルソナを通して演技をするようになった人と仕事をするのが好きでした。特に、光と闇という二面性を文字どおり、そして比喩的に探求している作品です。同じように魅惑的で、心を揺さぶるようなパフォーマンスを、今回はトラックを脚本にして見つけることができました」
