Empty Country – “David”

この秋、元Cymbals Eat GuitarsのリーダーJoseph D’Agostinoは、彼の新しいプロジェクトCymbals Eat Guitarsからのセカンドアルバムで戻って来ています。’Empty Country II‘ は、先祖伝来のアメリカンインディーロックのサウンドに完全に浸漬され、D’Agostinoはノースカロライナ州のR.E.M.プロデューサーMitch Easterのスタジオでそれをレコーディング。すでにシングル “Pearl” と “Erlking” を公開しています。

この “David” というタイトルのDavidが誰なのか、私たちはよく知っています。それはDavid Bermanで、故Silver Jews/Purple Mountainsのリーダーは、D’Agostinoの友人であり、指導者でした。以下は、D’Agostinoはそれについて述べています。

「これは私の亡き友人とメンターデビッド-バーマンのための曲です。それはW.S.マーウィンの短い詩、”エレジー” からのインスピレーションを取ります。

エレジー
誰に見せるか

デイヴには、私が書いたものをすべて送っていました。作品を褒めてくれても、批判的であっても、彼の返事はいつも寛大で洞察に富んでいて、必ずもっと書こうと私を駆り立ててくれました。彼は私を仲間として扱ってくれました。私たちは二人とも重度の臨床うつ病を患っていたので、そのことについてもよく話しました。件名だけのメールが来ることもありました。”闘病生活はどうですか?”

彼が亡くなってからしばらくの間、私は彼のメールに歌や詩、歌詞を送り続けました。やがて、メーラーデーモンがそれらを送り返すようになりました。

私のライティングデスクの上には、2015年にデイブと私が出会った夜の、ぼやけた携帯電話の写真を光沢プリントで拡大したものがかけてあります。その中で私は譫言のように笑っています。黒い服を着た私のヒーローは、誰もいない駐車場の端に打ち寄せる液体の影から出てきたところ。彼は特に急いでいる様子もなく、夜の道を進む前に見知らぬ人とおしゃべりして満足している様子。私がギター・アンプをエコノライン・バンの荷台に積んでいるのを見て、”音楽は終わった?”」

まだです。

Posted on 09/06/2023