リヴァプールの4人組、Courtingが、セカンド・アルバム『New Last Name』からのニュー・シングル「Emily G」を発表。
このシングルは、リリースまでの間にファンが辿った暗号のような足跡を追ってリリースされたもの。1980年代に「Ever Dream This Man?」で始まった心理デマに倣い、Courtingは「The Man」のイメージをAIが生成したEmily G（シングルのアートワーク）のイメージに置き換えたレプリカ・ポスターを作成。ファンは、座標を使ってポスターに誘導され、QRコードをスキャンすると、次の曲のティーザーを聴くことができました。
このシングルについて、フロントマンのSean Murphy O’Neillは次のように語っています。「彼女は雑誌で見つけた物語であり、実在の人物。正しい場所、間違った時間の物語。踊るための何か」
この借り物競走は、新譜全体を貫くコンセプトにもうなずけます。『New Last Name』は、サウンド面だけでなく、テーマ面でも冒険的なアルバム。「これはアルバムの中の演劇なんだ」とオニール。「いろいろなことが起こっています。単純にアルバムとして楽しむこともできますが、登場人物、演技、舞台の演出などがあります。リスナーは自分で物語を決められますが、私たちはその中に没頭してほしいのです」
