Aziya – “chain”

Aziyaは少し前から新曲 “chain” を予告しており、曲の背後にある意味を説明するとともに、「LAのハイウェイを、ホットピンクのポスト黙示録的なマッドマックススタイルのモンスタートラックから頭を出しているゴリラズと一緒にドライブしている」ような気分にさせると表現している。

制限速度を奔放に超えていくような感覚は、気ままなメロディーとスカスカのギター・コードで満たされたドライビング・ポップ・ロックの “chain” で否定できない。しかし、この曲のルーツはもっと重苦しいところにある。Aziyaは、彼女が所属していたロンドン東部のバーを中心としたコミュニティが、BLM抗議デモや反アジア的暴力の高まりをきっかけに、2020年の間は声を上げようとしないことに気づいてから歌詞を書いた。進歩的な空間だと思っていたことに不満と戸惑いを覚えた彼女は、もっと歓迎されるような自分たちの空間を作ろうと、曲を書くことにエネルギーを注いだ。

Aziyaはもう少し詳しくこう説明している:「私のショーに来たり、”chain” を聴いたりするとき、あなたは何かの一部であり、受け入れられているんだということを思い出してもらえたら嬉しいわ」

Posted on 07/14/2023