review

デビュー作になる前作からわりと時間が空きましたね。拠点が2つあるということは、メンバーが離れて活動しているのかな。それで新作まで時間が掛かったのだろうか。だだカスカスな音だった前作と比べて音造りが数段上っているということは、ジックル作ってきたとも言えます。縦刻みにループするポストパンクがこのバンドの主軸で、とにかくまっすぐにく刻み続ける。でもまがってないけど歪みや弛みはあるのです。なんていうか、少しバカになってしまったネジのように、ちょっと危なっかしさやもっこりした質感があるけど、軸自体は極めて真っ直ぐってとこ。次は何年後か分からないけど、この感じでどう進化するか楽しみです。