Yayoba – A Maze Of Glass

ブライトン（UK）、トゥルク（FIN）、ヴィースバーデン（DE）を拠点に、エレクトロニクス、木管楽器、ハンド・パーカッション、フィールド・レコーディングの歪んだ星座をトライアングル化し、”迷宮の半透明のガラスの壁を通り抜ける一筋の光のよう “と形容されるサウンドを生み出す第4世界フュージョン・トリオ、Yayoba。Paul Wilson (F. Ampism)、Jani Hirvonen (Uton)、Johannes Schebler (Baldruin)のレガシー・エクスペリメンタリストで構成され、後者2人は ” crypto-botanical” electro-acoustic unit Grykë Pyjeのメンバーでもあります。

『A Maze Of Glass』は、このプロジェクトの最も頭脳的で超感覚的な即興演奏を16曲収録し、フラクタルでラジオフォニックなエキゾチカの小宇宙的オデッセイを47分にまとめたもの。回路が曲げられた献身的な音楽はピクセル化された霧の中に飛び込み、ディアファナスな生命体はサイコアクティブな洞窟を駆け巡り、サイバネティックな瘴気は踊っては消え去ります。それは場所のない音楽であり、不可解な音楽であり、うねるような不気味な音楽であり、深淵から響く象形文字のようなトランスミッション。