Vince Clarke – Songs of Silence

Vince Clarke（ヴィンス・クラーク）が、信じられないような初のソロ・アルバム’Songs of Silence’を発表。

‘Songs of Silence’は、アルバム・タイトルが示す通り、歌詞のないインストゥルメンタル・アルバム。

ダイナミックなエレクトロポップの職人であるVince Clarke（Erasure、Depeche Mode、Yazoo）のこれまでの作品とは異なり、’Songs of Silence’にはより落ち着いたアンビエント・エレクトロニックな美しさがあり、そのユニークな特徴から独自のカテゴリーに属しています。

1つ目は、このアルバムのために彼自身が作り出した音は、Eurorack（90年代半ばに登場したモジュラー・シンセサイザーのフォーマット）のみを使用すること、2つ目は、各トラックは1つの音を中心に構成され、全体を通して1つのキーを維持すること。その結果、Eurorackのサウンド・クレイをLogic Proで操作した楽曲は、言葉のない物語となり、シンセが生み出す宇宙的な遠さへの感覚は、しばしば峻烈な介入によって揺さぶられ、この機械の中で働く人間の手を思い起こさせます。

このアルバムは、Vince Clarkeが自身のポップ・レガシーに満足することなく、彼自身、そして私たちのために、無限の組み合わせと可能性を秘めたエキサイティングな新しいエレクトロニック・ビスタを切り開いた作品。