Shannon Lay – Geist

ARTIST : Shannon Lay
TITLE : Geist
LABEL : Sub Pop
RELEASE : 10/8/2021
GENRE : indiefolk, indierock, ssw
LOCATION : Los Angeles, California

TRACKLISTING :
1.Rare to Wake
2.A Thread to Find
3.Sure
4.Shores
5.Awaken and Allow
6.Geist
7.Untitled
8.Late Night
9.Time’s Arrow
10.July

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‘Geist’ は、自己と他者の可能性を覗く窓、あるいは鏡のように感じられます。(シャノン・レイ)のニューアルバムは、優しい強さを持ち、場所を選ばず、優雅な雰囲気を醸し出しています。それは影の自分、スピリチュアルな目覚め、デジャヴ、過去の人生などが存在する世界であり、現在の狭間に存在しています。

「私たちの中には何かが眠っている」とLayはオープニングトラックで主張していますが、これは全体を通しての指針となる哲学です。曲がりくねった金色の繊細な直観の糸が、未知のものや可能性を探ります。ドイツ語で精神を意味する「Geist」というタイトルには、別世界の存在感、別の存在の暗示が込められています。あなたは決して一人ではないという約束です。

レイは、Woodsの Jarvis Tavinereのスタジオでボーカルとギターを録音した後、ロサンゼルスの Ben Boye(Bonnie Prince Billy、Ty Segall)とニューヨークの Devin Hoff(Sharon Van Etten、Cibo Matto)というマルチインストゥルメンタリストに楽曲を送り、彼らの音楽的な直感を信頼しました。さらに、これらの音源を Sofia Arreguin(Wand)とAaron Otheim(Heatwarmer, Mega Bog)に送って鍵盤を追加してもらい、Ty Segallは “Shores” でギターソロを提供しています。

全体として、’Geist’ は難解さと親しみやすさを兼ね備えています。曲目は、シド・バレットの “Late Night” を簡潔にカバーしたものから、瞑想的なドゥーン風の “Rare to Wake” 、そしてほとんどがアカペラの “Awaken and Allow” まで多岐にわたっています。この曲は、レイの深いアイルランドのルーツを反映したもので、ドロップが起こる前の内省の瞬間、つまり自分自身の変化を受け入れるための最初の一歩を踏み出すときの期待と不安を反映したものです。

また、タイトル曲の “Geist” は、私たちの中にある力を歌った曲で、癒しの可能性へのラブソングであり、自分がなろうとしているものの腕の中に落ちていくことへの頌歌でもあります。これは、あなたがまだ出会っていない自分の一部を垣間見せるものです。でも、会いたいと思えば会えるのです。